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Arie中庭のある家

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「外に閉じて、内に開く。それが中庭という選択肢です」

道路や隣家の視線を気にせず、自然光と風を家の中心に引き込む。中庭は単なるデザイン上のアクセントではなく、プライバシーと開放感を同時に成立させるための、設計上の確かな答えです。Arieが手がけたこの邸宅は、中庭を軸に外観・内装・動線のすべてを統合した、一貫性ある住まいです。


外観——白×黒×木が競演する、力強いファサード

白の塗り壁と黒のガルバリウム鋼板を大胆に組み合わせた外観は、切妻と片流れを組み合わせた複合屋根ラインとともに、力強い存在感を放っています。中央に縦長の連窓を重ねた構成が、外から内部の光の豊かさを予感させます。軒裏にブラウンの木質素材を用いることで、シャープな二色構成に温もりを加え、周囲の自然環境と調和するファサードを実現しました。


玄関ポーチ——木に包まれた、迎え入れる空間

外観の緊張感から一転、玄関ポーチに足を踏み入れると、縦張りの天然木板が三方を包む、温かく落ち着いた空間が広がります。深い軒が雨や直射日光を遮り、コンクリートの土間と木の壁が素材の対比を生む、上質なエントランス空間です。マリンランプを添えたアンティーク調の壁灯が夜の表情を豊かにし、帰宅するたびに家への愛着が深まるアプローチを演出しています。


リビング——木の天井と中庭が生む、伸びやかな開放感

この家の設計の核となるのが、リビングと中庭の関係性です。大きな掃き出し窓の先に広がる中庭は、外部からの視線を遮りながら、リビング全体に安定した自然光を届けます。勾配天井には天然木の羽目板を張り、構造材の梁をあえて露しとすることで、木の温もりが空間全体を包みます。天井の高さと中庭への開口が合わさり、実面積以上の伸びやかさを体感できる空間です。


インテリア——木と光が整えるディテール

リビングの一面に設けた木質のテレビボード壁は、空間のアクセントとして機能しながら、収納と演出を兼ねたArieならではのディテールです。中庭側の大開口から差し込む光が床を照らし、時間とともに変化する陽の動きが暮らしに豊かなリズムをもたらします。勾配天井・梁の露し・木質壁面が一体となって、「木の家」としての統一感を空間全体に宿しています。


Arieの「中庭のある家」という設計思想

中庭を持つ家は、設計の難度が高い分、完成したときの豊かさも格段に増します。外皮計画・構造・断熱・光環境を中庭の存在を前提に統合的に設計することで、プライバシーを守りながら自然と繋がる住まいが生まれます。Arieでは、設計から施工管理までを一貫して手がけることで、中庭という構造的な挑戦を、確かな品質で実現します。